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2024/09/21

10月6日(日)14:00【トリノのヴァイオリンスクール 現代超絶技巧のルーツ】 中央区文化センター定期演奏会Vol.11 

10月6日(日)14:00【トリノのヴァイオリンスクール 現代超絶技巧のルーツ】
中央区文化センター定期演奏会Vol.11 

主催:(公財)神戸市民文化振興財団  中央区文化センター
会場:神戸市立中央区文化センター1F多目的ホール

出演:Mauro Iurato(Vn.) / Pablo Escande(Cemb.Pf.)
一般 2,500円 / 学生 1,500円

(チケット購入passmarket)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02dkj952daw31.html (https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02dkj952daw31.html)

トリノのヴァイオリンスクール ~現代超絶技巧のルーツ~

17世紀末から19世紀にかけてマウロ・イウラートの出身でもあるトリノで活躍した4人のヴァイオリンの巨匠たちの作品を取り上げました。彼らは音楽性だけでなくその教えによりその後ヨーロッパ全体のヴァイオリン学派を形作ります。美しく印象的な旋律を奏でるイウラートのヴァイオリン、そしてアルゼンチンが産んだ天才鍵盤奏者、エスカンデの繊細で優美なチェンバロとピアノの音色に酔いしれるひと時。

「まず始祖であるソミスは、コレッリとヴィヴァルディの弟子で、その作品は当時としては類を見ない技巧と想像力を示しています。

次にルクレールは、リヨンからトリノに来てソミスからヴァイオリンの技術を学び、世代を代表する最も影響力のあるヴァイオリニストの一人となりました。

続いてプニャーニは、ソミスの最優秀の弟子であり、トリノ王立管弦楽団の楽長を務め、比類なき名手として、フランスからイギリス、スペインまでヨーロッパ中に名声を轟かせました。

最後に、決して重要性において劣らないヴィオッティは、プニャーニの弟子であり、ヴァイオリニストであるだけでなく作曲家で
もあり、何より比類のない技量を持つ教育者でした。彼のヴァイオリン楽派から実際に近代フランスのヴァイオリン楽派が生まれ、その弟子たち(著名なロード、クロイツェル、バイヨ、ドゥ・ベリオを含む)は、今日のヴァイオリン演奏のすべての始祖であるヴィエニャフスキ、エルンスト、イザイの教師となりました。」

<プログラム>
G.B. ソミス:ヴァイオリンソナタ Op.1 No.8 第1-3楽章
            ヴァイオリンソナタ Op.2 No.1 第1-3楽章
J.M.レクレール:ヴァイオリンソナタ第3番 ニ長調 第1-4楽章
G.プニャーニ:ヴァイオリンソナタ ト短調 Op.3, No.4 第1-4楽章
G.B.ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲 22番 イ短調 第1楽章